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元ニューポートカジノの「国際テニスの殿堂」


Newport Casino (09-06-30)

ロードアイランド州・ニューポートに国際テニスの殿堂(International Tennis Hall of Fame)がある。

元のニューポートカジノで、U.S. National Championships(現在のUSオープンテニス)が行われていた。社交クラブとしてスタートして、"Casino" は、イタリア語の"Casina=little house"から来ており、農場の小屋を意味しギャンブルをやっていた訳ではないようだ。

現在はテニス博物館になっており、テニスファンは必ず行かなければならないところだ。パブリックコートとしてアメリカで最も古いグラスコートでプレイすることもできるのがすばらしい。

130 年前にできたその優雅な姿は、現在もほとんど変わっていない。設計はマッキム・ミード・ホワイト事務所 (McKim, Mead, and White) で、国定歴史建造物 (National Historic Landmark) にも選定されている。時代を超えたデザインがここにある。

国際テニスの殿堂
http://www.tennisfame.org/index.html

Newport Casino (Wikipedia)
http://en.wikipedia.org/wiki/Newport_Casino

McKim, Mead, and White (Wikipedia)
http://en.wikipedia.org/wiki/McKim,_Mead,_and_White

グーグルマップだとココ。
http://tinyurl.com/kmqurp

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リチャード・マイヤーの集合住宅


165 Charles St

「純粋なモダニズム建築家」のひとり、リチャード・マイヤー(Richard Meier)による集合住宅 165 チャールズストリート(Charles Street)。

有名建築家による高級コンドミニアムの先駆けで、セレブ御用達としても知られているこの3棟のビル群は、ビレッジの西端、ハドソン川沿いで古いレンガ造りの中で異彩を放っている。

白色がトレードマークのリチャード・マイヤーであるが、外観の多くはガラスと鉄でコンクリートの部分が少なく「白」というイメージはない。しかしその規則的姿は、ル・コルビュジエの作風に最も近いというだけあって、変に媚びずにしっかり「モダン」を貫いているところが清清しい。

Richard Meier & Partners Architects LLP
http://www.richardmeier.com/

165 Charles Street (The Corcoran Group, Inc.)
http://www.corcoran.com/property/listing.aspx?Region=NYC&ListingID=1281668

165 Charles Street (Architectual Record)
http://tinyurl.com/nkybr4

グーグルマップではココ。
http://maps.google.com/maps?q=165+Charles+St+New+York

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今年のデジタル・ダウンタウン


09-06-12 Digital DownTown

CES (Consumer Electronics Show) の(超?)小型版、CEA LineShows "digital downtown" へ行ってきた。

ミッドタウンに場所を移しても名前は、ダウンタウンのまま。2日間のカンファレンス、参加は無料で3食付きなのだが、ワールドファイナンシャルセンターで開かれた去年と比べると、会場も食事の質もエラく下がってしまったのは仕方のないところ…。

展示も前回と違って一般人は入れない。新製品のデモなど、反応を見るいい機会とも思えるが費用対効果がないか、そもそも費用がないのかもしれない。

大手で参加しているのは東芝と三菱だけ、その他モンスターケーブール、サンディスク以外は小規模ベンチャー企業がほとんである。前回大体的にやっていた韓国勢も出展していない。

カンファレンスでは、新製品や販売スタイル動向の話があったが、興味深かったのは各社から3Dテレビが発売されるということ。会場ではすでに発売を開始している三菱がプレゼンをやっていたが、ついに実用レベルに達してきたという感じである。売る立場から見ると大型薄型テレビの次が早く欲しいということだ。

また、PCや携帯電話が「家電」になって久しいが、そのインターフェースは相変わらず大きな課題である。そこでタッチパッド大手、Synapticsのジェスチャー機能はあらゆるものへのインターフェースへの可能性を示していたのが興味深い。

小規模なベンチャー企業の製品はニッチなものが多いが結構面白い。実際その開発者の熱い思いを聴ける(聞かされる)のはこういうところならではである。

CEA LineShows
http://cealineshows.com/

過去記事:デジタル・ダウンタウンでアメリカ家電市場を考える(2008/06/16)
http://designusa.blog70.fc2.com/blog-entry-362.html

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アメリカンデザインなクランク・ラジオ



09-06-03 Eton Radio

仕事の参考品として、2008年のIDEAやRedDot Design Awaed などの多くを受賞したイートンの FR500 と FR1000 を使っている。

明快で大胆なデザインは、今までにないインパクトがあってカッコいい。サイズを重視する日本ではなかなかできないカタチだ。

クランクも大きくしっかりしている。ただ表示文字が小さくおじさんにはちょっ<とツライ。ノブの操作感もしっくりこないし、バッテリーカバーやジャックカバーのツマミ部分は使い易いとは言い難い…。このあたり、デザイナーがディテールまで絡めなかったのか製造側が勝手にやったのか定かでないが、後から発売されたFR1000では改善されているので認識はされているようだ。また最近 FR500の新機種としてFR600が発売されたので、こちらも改良されているのだろう。

パッケージは、底面、背面以外の写真をそれぞれの面に配したクリーンでかつ内容が明確に理解できるデザインになっていて、さっそく他社に真似られている。しかしマニュアルは、文字も小さくイラストもほとんどないので判りづらい。デザイナーが絡んだとは思えず、最近の日本の製品とは対照的だ。

デザインしたのは、サンディエゴにあるウィップソウ・インク(Whipsaw  Inc.)。代表のDan Hardenは元フロッグデザインで、有名な製品を数多く手掛けている。IDEAの受賞数でも上位に連ねており、今後大きな勢力になるだろう。

肝心なラジオの性能は今ひとつだし、ダイナミックなカタチだがディテールがちょっと…、というアメリカンデザインの典型とも言えそうだ。

しかし何だかんだ言っても赤十字ブランドを使ったりと、その戦略はなかなかウマイ。

Eton Solarlink FR500
http://www.etoncorp.com/product_card/?p_ProductDbId=517804

Whipsaw Inc.
http://www.whipsawinc.com/whipsaw/whipsaw.html

Eton Field Radios (Whipsaw Inc. Core77)
http://tinyurl.com/lpdccf

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Objectifiedを観る


Objectified (09-06-01)

遅ればせながら、モノのデザインについてのドキュメンタリー映画「オブジェクティファイド(Objectified)」を観てきた。

Objectifiedとは、客観化・具象化されたという意味、つまりカタチになるということ。

監督は「ヘルベチカ(Helvetica)」 を撮った Gary Hustwit。その制作を通してデザインに深く興味を持った彼がモノのデザインの背景に鋭く迫った作品と言える。

工業デザインに関わっている人間にとって目新しい話は出てこないが、著名デザイナーの現場とその生の声が聞けるのがウレシイ。特にデューター・ラムス(Dieter Rams)の言葉にはその歴史の重みが感じられると同時にまだまだ新しいことを学ぼうとする姿勢に驚かされる。それから、ビル・モグリッジおじさんも年取ったなあ…。

ジャナサン・アイブ(Jonathan Ive)の「何故そのカタチじゃなくて、このカタチなのか?を常に考える」という言葉に全てが集約されている。

しかし、こんなちゃんとしたデザインプロセスを経ないでモノになっているケースが多くあることもまた事実であるとこが悲しい…。

Objectified のサイト
http://www.objectifiedfilm.com/

Extended Interview with Gary Hustwit(dwellのインタビュー記事)
http://www.dwell.com/articles/extended-interview-with-gary-hustwit.html

NY Times の記事
http://movies.nytimes.com/2009/05/08/movies/08obje.html?scp=1&sq=Objectified&st=cse

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