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パンナムで飛ぶ

20061202013012.jpg

ニュージャージー州の州都、トレントンにあるトレントン・マーサー空港では「あの」パンナムのロゴがついた旅客機を見ることができる。

写真は、ボストン・メイン・エアウェイズ (Boston Maine Airways) の BAe ジェットストリーム31。

昔、憧れの対象だったパンナム。残念ながらその「オリジナル・パンナム」に乗ることはできなかったが、そのブランドは正にアメリカの繁栄とその先進性を象 徴する企業そのもので、アメリカの航空会社=パンナムというイメージが確立していた。

その後、商標を買い取った「新生パンナム」ができ、JFKをハブに運行を開始した後すぐピカピカの真新しいA300でマイアミに行く機会があった。これで また「パンナム・ブランド」が復活かと思ったらすぐに消えてしまった‥‥。

そして現在「パンナム・ブランド」を持っているのが、ボストン・メイン・エアウェイズで BAe ジェットストリーム31とボーイング727を用い、パンナム・クリッパーとして、ボストン、オランドー、東海岸6都市を結んでいる。ほとんど都市郊外のマ イナー空港を使っているのが特徴だ。

今回は見ることができなかった(ここに就航しているかは不明)が、ボーイング727は「オリジナル・パンナム」時代と同じデカロゴで懐かしい。

他の企業が、経営悪化や破産した企業の持っているブランドの使用権を買って異なった分野に使うことはよくあるが、これは同じ業務を行っている例である。日 本ではあまりやられていないのではないだろうか?つ ぶれた会社の屋号じゃ、縁起が悪いと考えるのが普通だろう。

企業にしてみれば、ブランドをすぐ認知してもらえるという利点はあるが、ユーザーにとってはどうだろう?現在利用する乗客もこれがかつてのパンナムとは無 関係であることは承知しているし、ある種の懐かしさを感じるが、その安易さにあまりいいイメージを持たれないのではと心配してしまう。

ソニーの盛田氏が最初アメリカで売るときに、ソニー・ブランドに拘ったことを思い出す。

----- 追記 ----

アメリカ運輸省により、ボストン・メイン・エアウェイズの飛行証明が取り消されたため、2008年2月末で運行を停止した。パンナムの名前は何処へ行く?


パンアメリカン航空(ウィキペディア)
http://tinyurl.com/4mmt8

The Pan American Heritage Web Site
http://www.panam.org/

Pan Am Clipper Connection
http://www.flypanam.com/

Boston Maine Airways (Wikipedia)
http://en.wikipedia.org/wiki/Boston-Maine_Airways


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