
マンハッタンを歩いていると白黒のツートンカラーに塗装されたニュービートル、「ギーク・モービル」を見かけることがある。
日本語では「オタク隊」とも訳されている「ギーク・スクアッド( Geek Squad)」、もともとはミネソタで1994年にできたコンピューター・サポート会社だったが、 近年、家電量販店であるベスト・バイが買収して24時間サービスを売りに大きく成長している。
電話やオンラインで解決できない場合、顧客の自宅などへ出動するときは、揃いののユニフォームに身を包んでこの「ギーク・モービル」で駆けつけるのだ。この車、けっこう目立って存在感がある。カリフォルニアではパトカーに似ていると言うことで塗装が変更されているそうだ。
ベスト・バイの店内には、通常のカスタマーサービスの隣に大きな専用カウンターを設けコンピューターの修理などを受け付けている。ここでもこのコーナーの 「エージェント」と呼ばれる店員はギーク・スクアッドのユニフォームを着て、他の店員とは違うことをアピールしている。また、コンピューター売り場にも ギーク・スクアッドの大きなロゴを配し、ネット接続やセキュリティー対策のサービスを売り込んでいる。さらにオリジナルのケーブルやフラシュ・メモリーも 販売しており、ベスト・バイの力の入れようが判る。
実際にそのサービスを使ったことがないので、対応や品質については何とも言えないが、コンピューターそのものにあまり関心のない人々までも当たり前に使う(使わざる を得ない)ようになった今、この業種は確実に成長するだろうと思われる。
DIYが盛んであるアメリカでも、近頃は時間を有効に使うためか金をかけてでも外注する傾向が高まっている。さらにITに関しては、さすがについていけな くなってきたということか。
因みにライバル店であるサーキト・シティも同様に(真似た?) 「ファイア・ドッグ」というサービスを始めている。
Geek Squad
http://www.geeksquad.com/
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