
左上:デンバー国際空港に並んだ野生動物たち
右上:ブライスキャニオン上空を飛ぶセイウチのEarl
左下:機内テレビ(無料チャンネルが2つだけある)
右下:死ぬほど甘いドーナッツ、何とか食べたけど‥‥
今回のニューヨーク⇔ラスベガス間は、フロンティア航空を利用した。
フロンティア航空はデンバーをベースに、最近では少数派となったハブ&スポーク・システムでアメリカ国内とカナダ、メキシコの55都市に就航している。
ピープルエキスプレス (People Express) に買収されたかつてのフロンティア航空の役員によって1994年に設立された「新」フロンティア航空は、最初はボーイング737型機を使用していたが現在 はエアバスA319型機とA318型機に変更されている。
当初から尾翼に野生動物が描かれているのが、大きな特徴となっている。ボーイング737型機では左右別々の動物であったが、エアバス機になってからは一機 毎に固有の動物が決められ、機体の文字も大きくなった。最近はちょっと少なくなった「デカ文字」であるが、白い機体にシルバーの文字はシックで好感が持て る。また Horizon Air により Frontier JetExpress として運行されているボンバルディア社のCRJ-701にも同様のグラフィックが施されている。
テレビコマーシャルにも登場する「スポークスアニマル」と呼ばれる野生動物にはそれぞれ名前が付けられ、自分が今度どんな動物に乗るかという楽しみとエア ラインに対する親しみを感じることができる。またウイングレットの内側にも動物が描かれているため、機内からも自分が何に乗っているかがはっきり判るよう になっている。
因みに今回のフライトでは、Sally (Mustang=暴れ馬 ), Earl (Walrus=セイウチ), Doc (Snowy Owl=雪フクロウ), Lobo (Gray Wolf=灰色狼)にお世話になった。
動物の種類も最初はアメリカ西部のものだったのが、今ではアラスカも含むアメリカ全土に広げているようだ。ライオンや象などアメリカ以外の動物は登場しな いが、デンバー空港にたくさんの動物たちが並ぶ様子は楽しい。また他の空港でも目立つと同時に心を和ませてくれる。
CIデザインはデンバーにあるジェネシス・インク(Genesis Inc.)である。巨大航 空会社にはできないデザイン戦略で、親しみ安く、素朴なイメージを追求すると いう目的はうまく達せられており、コストが掛かっていても、しっかり元は 取っているだろう。また個々の動物写真を強調するため会社名やグリーンのシン ボルカラーが希薄になっているかもしれないが、色々な動物=フロンティア航空 というイメージが出来上がり、高いレベルのCIが確立されている。
機内サービスではジェットブルーの子会社であるLiveTVのシステムにより、シートテレビでテレビ番組や映画を見ることができるが、有料の為あまり使っ ている乗客はいないようだった。帰りの便は雪で遅れたためお詫びに無料でテレビを見ることができたのだが、5ドル払う価値があるかは疑問ではある。
それにしても機内食(?)として配られた死ぬほど甘いドーナッツに、アメリカの航空会社であることを再認識させられた次第である。
フロンティア航空("FUN STUFF"で Animal Tales やTVCMを見ることができる。)
http://www.frontierairlines.com/
フロンティア航空の動物達
http://www.lockonaviation.net/html/frontierairlines.html
ジェネシス インク(Genesis Inc.)
http://www.genesisinc.com
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