
8月上旬、久しぶりにタングルウッドへ行ってきた。
言わずと知れたボストン交響楽団の夏季の活動拠点である。マサチューセッツ州の西部、バークシャー(Berkshire)地方、レノックス(Lenox) から程近い森の中にあるタングルウッドの夏は本当に清清しく快適な環境に心が洗われる。冬は当然かなり寒いらしいが‥‥。
小澤征爾が音楽監督だったころは毎年訪れていたが、彼がウィーンに行ってからは足が遠のいてしまった。実際、以前はやたらといた日本人も今回はほとんどい ない。
210エーカー(85ヘクタール)の敷地に、 クーセヴィツキー・シェッド(Koussevitzky Music Shed) や セイジ・オザワ・ホール (Seiji Ozawa Hall) などのホールや練習場などが点在し、緑の中に理想的音楽環境が整っている。
ウェブサイトによると Shed のオリジナルプランは、フィンランド生まれの建築家で、エーロ・サーリネン (Eero Saarinen) の父親であるエリエル・サーリネン (Eliel Saarinen) によって創られたが、時期的に切迫していたのと予算オーバーしたため、地元のエンジニアである Joseph Franz が計画を単純化したとある。オリジナルプランがどようなものだったか興味があるところだ。
Shed でのコンサートでは、背後の広い芝生で思い思いにリラックスしながら聞くのがいい。コンサート開始前(途中でも)は持ち込んだワインやビール、食べ物をピ クニック気分で楽しむ訳だが、最近は重装備の人々が多くなったようだ。以前は、ピクニックチェアだけというのが普通だったが、今はテーブルやパラソルを持 ち込んでかなり本格的になっている。そしてテーブルの上に花を飾ることも忘れない。
緑溢れる自然、それと一体化した施設と人、そして高いレベルの音楽がすばらしい環境デザインを創り出している。
Tanglewood Music Center
http://www.tanglewoodmusiccenter.org/
グーグルマップではココ
http://tinyurl.com/2djsb5
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