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サヨナラ CompUSA
写真は、五番街・38丁目にあるCompUSA
パソコンとその関連製品の専門チェーン店、CompUSA
がこの年末商戦で全て閉店する。今年2月に126店の閉鎖を発表し,店舗数を半数以下に縮小しサポートを充実させるなど戦略転換を図ったが、成果を得られ
なかったようだ。
10月に資産/在庫/過剰在庫の売却処分を専門に手がける投資会社、Gordon Brothers Group が、メキシコ系の大手小売業者
Grupo Sanborns 社から買収し、一気に会社清算の道を突き進んでいる。技術サービス事業とオンライン販売の CompUSA.com
は、売却先が決まるまで運営するが、いずれ消えることになるだろう。
自分がよく行っていた店舗はすでに閉店しているが、マンハッタンにあってよく立ち寄っていた店もなくなってしまうとちょっと寂しい。
アメリカに来て最初のコンピューターと関連機器はほとんど全てを CompUSA
で買い揃えたので、それがなくなることには感慨深いものがある。しかし近年はネット購入が増えてきたのも事実で、やはり時代の流れか。
これからは BEST BUY
などの家電店がその分をいただくことになるが、現状ではまだ物足りない‥‥。特にアクセサリー類の品揃えをもっと充実させて欲しいものである。
CompUSA のサイト (いつまで続くか‥‥?)
http://www.compusa.com/
Gordon Brothers のニュースリリース
http://www.gordonbrothers.com/firm/content.cfm?id=article&pr=48
以前の記事:CompUSA の半分以上が閉店
http://designusa.blog70.fc2.com/blog-entry-214.html
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(2007/12/26(水) 14:18)
ヘルベチカ 50周年
今年はヘルベチカ誕生50周年ということで、MoMAのデザイン・ギャラリーの片隅でそれに関する展示が来年3月まで行われてる。
1957年、マックス・ミーディンガー (Max Miedinger)
によりデザインされたこの書体は、世界中で広く印刷物や広告などに使われてきた。
この展示では、MoMAコレクションに収められた最初の書体であるヘルベチカの活字やポスターなどの印刷物の他、日常的に使われている多くの例がビデオで
紹介されている。改めてその幅広い使い方を認識させられる。
製品のグラフィックスなどでも半ば盲目的に使われてきた(オレのこと?)感もあるが、判読性という点では決していい書体ではないように思われる。近年は使
われる場によって、ユニバーサルデザインの観点から書体を考えることが当然となってきており、そのような場での出番は少なくなってくるだろう。
50 Years of Helvetica at MoMA
http://moma.org/exhibitions/exhibitions.php?id=4506&ref=calendar
ヘルベチカ(ウィキペディア)
http://tinyurl.com/2z7pnb
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(2007/12/24(月) 08:00)
タイムズスクエアに東芝のLED看板が
12月始めから、東芝の「LED看板」がタイムズスクエアに設置されている。
看板の大きさ縦横約15メートル四方で、ワン・タイムズスクエア・ビルの最上部、大晦日のカウント・ダウンで落ちるボールのすぐ下に位置する。カウントダ
ウンのときには、思い切り目立つ一等地である。
アメリカでの東芝のイメージはどうなのだろう‥‥?ラップトップPCではそれなりの地位を築いているが、他の一般家電では、ソニー、パナソニックの後塵を
拝していると言わざるを得ない。HD
DVDも旗色悪いようだし‥‥。しかし中期経営計画でグローバル事業を伸ばしていくことを目指しているとのことなので、これからを期待することにしよう。
10年契約だそうだが、最後まで持ってほしいものだ。
改めてタイムズスクエアの広告を見てみると、日本企業はこの東芝のすぐ下にTDKが、それ以外はJVCとマクセル、シャープぐらいしかない。(それからパ
ナソニック提供の大画面。他にもあったらゴメンナサイ。)日清カップヌードルの湯気が出る看板もシボレーに置き換わってしまい、嘗ての面影はないが、この
機会にぜひユニクロあたりにがんばってほしいところだ。
しかし、益々フルカラーLEDの広告が多くなっているためか、タイムズスクエア全体が落ち着いてしまっている。相対的にネオン看板が少なくなって本来のケ
バケバしい「らしさ」が薄れてしまっていることに、一抹の寂しさを感じてしまう。
Toshiba America Inc
http://www.toshiba.com/
東芝のプレスリリース
http://www.toshiba.co.jp/about/press/2007_12/pr_j0401.htm
以前の記事:タイムズスクエアの屋外広告
http://designusa.blog70.fc2.com/blog-entry-25.html
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(2007/12/23(日) 14:53)
クリスマスらしくないクリスマス
画像は今年のヘルムズレー・ビル。
ご存知のようにアメリカでのこの季節、クリスマスという言葉が絶滅しようとしている。ましてや「メリークリスマス」なんて言葉もほとんど聞かれなくなっ
た。
という訳で、近頃の「ホリデーシーズン」、クリスマスを連想させるツリーやリースも少なくなった。特にターミナルなどの公共施設では、ほとんどなくなって
いる。
ひとつの象徴的な例としては、パーク・アベニューの上に建つヘルムズレー・ビル(Helmsley Building)
の十字架がある。窓の明かりを使って北側の面に十字架を見せていたものが数年前からなくなっている。パーク・アベニューの遠くからでも認識でき、このシー
ズンを意識せざるを得なかったものがなくなるのはちょっと寂しい。それだけ影響力があるということだろうが、公共施設でもないしそこまでしなくても、とも
思えてしまう。
デパートのディスプレイやロックフェラー・センターのツリーなどの有名どころはがんばっているし、これらががなくなるとも考えられないが、多くの店舗の
ディスプレイは宗教色をなるべく抑ええようとしていることがうかがえる。
また、いくつかの高級ブランド店はホリデーシーズンっぽ飾りをも一切廃している。ただこれもそういう理由なのかは定かでない。
しかしカトリック教徒である友人のひとりは、平気で異教徒にも「メリー・クリスマス!」と声をかけてくる。このような無神経さが健在のカトリックの意識は
まだまだだなあと感心させられると同時に「本家」としてのたくましさを感じてしまう。
かつてのヘルムズレー・ビルの十字架
http://www.painetworks.com/pages/gy/gy2382.html
去年の記事:ホリデーシーズンとは無関係?な店
http://designusa.blog70.fc2.com/blog-entry-151.html
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(2007/12/20(木) 15:45)
ブラック&デッカ−のVPXシステム
年末のショッピングシーズンに向けて、ブラック・アンド・デッカ−から新しくVPXシステムが発売されている。
このシステム、1種類の内臓式
7V・リチウム・イオン充電池をいろいろな機種に使おうというもので、ドリル/ドライバー、スクリュー・ドライバー、カット・ソー、フラッシュ・ライト、
ハンディ掃除機、空気入れポンプなどが用意されている。ドリル/ドライバーとハンディ掃除機では、2個の電池を使うことで高電圧に対応させている。
システムの中には、VPX Power Source
という115V交流電源とUSBのアウトレットをもったアウトドア用電池ケースがあって、携帯電話やデジカメ、MP3プレーヤーの充電を考えているる。次は手回しハンドルのチャージャーが欲しいところだ。
今までは機種ごとに電池が異なっているため、それぞれ購入する必要があったが、このシステムではその問題を解決しており、なぜ今までなかったのか不思議で
はある。
白黒のツートンにオレンジをアクセントに使って、黒とオレンジというブラック・アンド・デッカ−のイメージを引き継ぎながら、新しいデザイン・ランゲージづ
くりに成功している。
Black and Decker VPX
"The Inspiration" にコンセプトデザイン有り
http://www.vpxsystem.com/
Black and Decker
http://www.blackanddecker.com/
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(2007/12/14(金) 03:51)
ニュー、ニュー・ミュージアム
新しくできた New Museum of Contemporary Artへ行ってきた。
ソーホーの東、バワリー沿いに出現したグレーのビル。巨大ブロックを少しずらしながら積んだような外観は、レンガ造りが多い中でビルそのものが「コンテン
ポラリー」していて遠くからでもよく目立つ。
妹島和世と西沢立衛のSANAAによるそのデザインは、金沢の21世紀美術館と同様にシンプルで割り切り(?)が見事だ。
1階がロビー、カフェ、小ギャラリー、ショップに、5階は図書室と教育センターになっている。そして、2階から4階までが、柱のないメイン・ギャラリー
で、次に示すように、その床面積は上階に行くほど狭くなっているが、高さは高くなっていくという面白い展示スペースをつくっている。
2階ギャラリー: 5,000 sq ft (465),18 ft (5.5m)
3階ギャラリー: 4,000 sq ft(372),19 ft (5.8m)
4階ギャラリー: 3,000 sq ft (279),24 ft (7.3m)
2階と3階の間は、北側の階段で繋がっているが、基本的にエレベーターで移動しなくてはならない。そのエレベーター、各階の案内がない為、どの階に行けば
いいか乗ってからでは判断できなず皆慌ててしまう。またエレベーターが来ないので、階段を使うにしても狭くて急で、天井高が高い分かなりの距離を移動しな
ければならなくなって高齢者が難儀している。また、防火上のためだろうが、階段に行くためのドアもやたらと重い上、透明部分がないので向こう側の人にぶつ
かる危険性がある。
ユニバーサル・デザインという見方をすると、ほとんど考えられていないような気もするが、この構造も「現代美術」として考えれば納得する!?
地下にあるお手洗い(なぜかここだけタイルがきれい!)にハンド・ドライヤーが壁に組み込まれているのだが、誰もそれに気がつかないのだろう、そのため紙
で表示が張ってある。このあたり、ここのデザインを象徴しているような気がする。
1階の天井は、外壁と合わてメッシュになっているが、掃除する予算が無くて埃だらけにならないことを願うばかりだ。
New Museum of Contemporary
http://www.newmuseum.org/
Kazuyo Sejima + Ryue Nishizawa / S A N A A (=Design Architect)
http://www.sanaa.co.jp/
Gensler (=Executive Architect)
http://www.gensler.com/
NY Timesの記事
http://www.nytimes.com/2007/11/30/arts/design/30newb.html
nycvisit.com のプレスリリース(PDFファイル:日本語)
http://tinyurl.com/37yheb
グーグルマップではココ。駐車場になっているところ。
http://tinyurl.com/yqcpps
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(2007/12/08(土) 00:31)
IDSA、今年の忘年会
今年のIDSAニューヨーク・チャプターのイヤー・エンド・パーティーは、チェルシーにあるノル社(Knoll)
のショウ・ルームだった。かなり広いショウ・ルームで、オフィスのモデル・ルームに有名な椅子たちが並べられている。
参加人数は例年に比べて少ないような‥‥。またデザイン事務所などの作品紹介をプロジェクターを使ってできるのだが、それも今回は少なくて寂しい。お歴々
の方々の顔もあまり見えない気がする。それでも何人かとは話すことができたが。
で、若者と話をしてみると意外と工業デザイナーが少ない。ストラテジーやインタラクティブ・デザインに関わっているという。このことからもアメリカでも、
ID自体が変わってきていることが伺える。
IDSAのウェブサイト
http://www.idsa.org/
Knollのウェブサイト
http://www.knoll.com/
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(2007/12/07(金) 14:31)
ジェイン・ジェイコブズとニューヨークの未来
「ジェイン・ジェイコブズとニューヨークの未来」展が、マジソン街の、The Municipal Art Society of New York
で開かれている。
昨年、他界したジェイン・ジェイコブズ(Jane Jacobs)は、ジャーナリスト・都市計画家で、「アメリカ大都市の死と生 (The Death
and Life of Great American Cities)」、「都市の経済学(The Economy of
Cities)」などの著作が有名で、近郊都市開発の反対運動家として知られている。
この展示会では、多様な職業や年齢の人々が、古い建物を残しつつ小さな区画に整理され、多機能性を持った地域で高い密度で暮らし働いていく、という彼女が
考える都市のあり方、そしてその住民の行動がどう都市に影響を与えるかについてパネルなどで紹介している。
また、反対運動の先頭に立って建設が中止となった Lower Manhattan Expressway
の計画などがパネルや模型、ビデオで説明、検証されている。この計画などが実現していれば、今のキャナル・ストリートの渋滞はかなり緩和されていたと思わ
れる反面、街を分断している巨大障害物としてボストンのビッグ・ディグのように撤去運動が起こっていたのではと考えられる。
都市の住民が都市を創るという当たり前のことを再確認させてくれる展示である。
Jane Jacobs and the Future of New York
http://www.futureofny.org/home
The Municipal Art Society of New York
http://www.mas.org/
ジェイン・ジェイコブズ (Wikipedia)
http://tinyurl.com/2yc2j5
Lower Manhattan Expressway (I-78 and I-478, unbuilt)
http://www.nycroads.com/roads/lower-manhattan/
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(2007/12/02(日) 03:43)
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