
画像は今年のヘルムズレー・ビル。
ご存知のようにアメリカでのこの季節、クリスマスという言葉が絶滅しようとしている。ましてや「メリークリスマス」なんて言葉もほとんど聞かれなくなっ た。
という訳で、近頃の「ホリデーシーズン」、クリスマスを連想させるツリーやリースも少なくなった。特にターミナルなどの公共施設では、ほとんどなくなって いる。
ひとつの象徴的な例としては、パーク・アベニューの上に建つヘルムズレー・ビル(Helmsley Building) の十字架がある。窓の明かりを使って北側の面に十字架を見せていたものが数年前からなくなっている。パーク・アベニューの遠くからでも認識でき、このシー ズンを意識せざるを得なかったものがなくなるのはちょっと寂しい。それだけ影響力があるということだろうが、公共施設でもないしそこまでしなくても、とも 思えてしまう。
デパートのディスプレイやロックフェラー・センターのツリーなどの有名どころはがんばっているし、これらががなくなるとも考えられないが、多くの店舗の ディスプレイは宗教色をなるべく抑ええようとしていることがうかがえる。
また、いくつかの高級ブランド店はホリデーシーズンっぽ飾りをも一切廃している。ただこれもそういう理由なのかは定かでない。
しかしカトリック教徒である友人のひとりは、平気で異教徒にも「メリー・クリスマス!」と声をかけてくる。このような無神経さが健在のカトリックの意識は まだまだだなあと感心させられると同時に「本家」としてのたくましさを感じてしまう。
かつてのヘルムズレー・ビルの十字架
http://www.painetworks.com/pages/gy/gy2382.html
去年の記事:ホリデーシーズンとは無関係?な店
http://designusa.blog70.fc2.com/blog-entry-151.html
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