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道路は続くか、いつまでも‥‥
ニューヨーク市交通局(New York City Department of Transportation =
DOT)による、サスティナブル・ストリート(Sustainable Streets
=持続可能な道路)という、これからの交通計画についてのプレゼンテーションがあった。
ニューヨーク市は、2017年までに市のビルと運営による温室効果ガスの排出を30%減らし、さらに2030年までに市全体として30%減らすという目標を
掲げている。
それを達成するために、この計画のハイライトは2015年までに自転車通勤者数を2倍にすることを目指すと同時に、駐車場を探すために渋滞を引き起こいて
いる車の駐車場対策、高速通勤バスルートの設定、そしてそのための走行パターンの再検討などである。
しかし、マンハッタン60丁目以南への乗り入れ車両に課金するというブルームバーグ市長の提案は、4月7日にニューヨーク州議会で廃案となった。そのこ
とがこの計画にどう影響するかは判らないが‥‥。
ところで、この会が始まる前、無料でワインやビール、簡単なスナックなどが出たのだが、その空き瓶やプラスチック製のコップ、紙皿などがそのままいっしょ
にゴミ箱に捨てられる光景を目の当たりにすることになる。ニューヨーク市はゴミの分別をしていないので当然と言えばそうだが、環境云々を言っているところ
でこの有様にはさすがに驚かされる。でもそんなことを気にしているのは自分だけのようだ。
Strategic Plan for the New York City Department of Transportation 2008
and Beyond
http://www.nyc.gov/html/dot/html/about/stratplan.shtml
NY1のニュース
http://www.ny1.com/ny1/content/index.jsp?&aid=81005&search_result=1&stid=1
過去記事:ニューヨークの自転車専用道路
http://designusa.blog70.fc2.com/blog-entry-312.html
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(2008/04/30(水) 13:20)
ニューヨーク・ヨットクラブのクラブハウス
ニューヨークのミッドタウン、44丁目ではニューヨーク・ヨットクラブ(New York Yacht Club)のクラブハウスが異彩を放っている。
ニューヨーク・ヨットクラブは、1844に設立された世界的名門ヨットクラブで、アメリカズ・カップを1870年から1983年まで25回連続防衛したこ
とでも知られている。
1901年にオープンしたこのクラブハウスは、グランド・セントラル駅のエクステリア・デザインにも携わった、Warren and
Wetmoreによるもので、国定歴史建造物にも指定されている。そのデザインは海をテーマとしたボザール様式で、船のスターン(艫)を模した(?)出窓
が特徴的だ。
インテリアもこれまた豪華で、その目玉となっている「モデルルーム」と呼ばれる部屋では世界最大の船の模型のコレクションを見ることができる。
かつての豪華クラブがそのまま残っている訳だが、上を仰ぎ見ると隣がエントランスになっているソフィテル(Sofitel)のモダンな高層棟がそそり立っ
ている。こんな風に100年の対比が面白いのもニューヨークらしい。
公式サイト、クラブハウスのページ
http://www.nyyc.org/clubhouse/
New York Yacht Club (Wikipedia)
http://en.wikipedia.org/wiki/New_York_Yacht_Club
グーグルマップではココ。
http://tinyurl.com/5kur2s
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(2008/04/22(火) 11:21)
アメリカ人のための炊飯器は今‥‥
アメリカ人のための炊飯器も変わってきた‥‥。
ターゲットでオスター(Oster)ブランドの新しい炊飯器が販売されている。新製品のようで、ウェブサイトのカタログにはまだ載っていない。
5種類のプログラムが設定可能で、カタチも近年の日本製品のような今風になってきた。アメリカでも以前から炊飯器は販売されているが、そのほとんどは昔な
がらの円筒形のお釜タイプで、炊飯と保温だけしかできない安価な製品である。また、炊飯と同時におかずもいっしょに作るために(?)、蒸し器と合体してい
るものも多い。
米飯を主とするアジア人向けに日本や韓国の製品もあるが、販売されているのはそれぞれのスーパーなど限られたところだけで、一般的でなくターゲットでも
ウェブサイトには載っているが実店舗には並んでいない。
そういう意味で、普通のアメリカ人を対象としたマーケット向けにこのような炊飯器が開発されるということは画期的な出来事だ。もちろん価格は60ドルぐら
いで、今までとそれ程は違わず、まだまだ「IHって何?」の世界である。
これもそれだけ米飯が注目されていることの表れと言える。しかしさすがに炊飯器に1000ドル以上も払う日本人がいるとは信じられないだろう。
Oster (Sunbeam Products, Inc)の Rice Cookers
http://tinyurl.com/6yl5js
TargetのRice Cookers
http://tinyurl.com/6lcz4j
WalmartのRice Cookers & Steamers
http://tinyurl.com/5dnbm6
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(2008/04/15(火) 09:59)
航空会社のチケット・オフィス
マンハッタンを歩いていてエール・フランスのチケット・オフィスに遭遇した。まだチケット・オフィスなんかあったんだあ‥‥。
今はフェラガモのニューヨーク店になっている五番街52丁目の角、かつては、巨大な日本航空ニューヨーク支店が威容を誇り、クリスマスの時期には名物の折
り紙ツリーが年末に彩を添えていた。(現在、折り紙ツリーは毎年アメリカ自然史博物館で展示されている。)
チケット・オフィスを五番街に設けることは、正に航空会社のステータスで多くの航空会社が並んでいた。五番街に持てる位だから立派な航空会社ですよ、とい
う訳だが、当時からオフィスでは、リコンファームするかパンフレットをもらうことぐらいしかすることがない。それも電話で済むの為、直接行く必要はなくオ
フィスにはあまり客がいなかった‥‥。
ということで誰が見てもコストの無駄だろうと思われて、多くのオフィスはクローズ、又は電話対応用のオフィスとしてビルの上階に引っ越して行った。しか
し、若干ではあるが五番街から少し離れたところでは生き残っている。
911の後も生き残っているのには訳があるらしい。海外の航空会社はその国からの顧客対応の意味もあるだろうが、その他にまだ現金やチェックを使う人達が
少なからずいるようで、チケット・オフィスが必要だという。また、ネットや電話販売によるE-チケットが当然の時代でも、対面販売にこだわる客がいるので
オフィスを閉めないのだ。特に途上国との路線の客が多いのか、そのような路線を持つ航空会社にその傾向が強いように思われる。
アメリカン航空のように少しの店舗を残すことは、そのような訳で理に適っている。テクノロジーの進化の中で、それに対応できない、若しくは意図的に対応し
ない人が少なからずいるが、実はそこにビジネスチャンスがあったりするということだ。
Airlines' city ticket offices still popular (USA Todayの記事)
http://www.usatoday.com/travel/flights/2007-04-02-ticket-offices-usat_N.htm
AIRLINES: TICKET OFFICES AND AGENCIES IN NEW YORK CITY (CitiDex.com)
http://www.citidex.com/19.htm
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(2008/04/14(月) 06:15)
ドロール ・ ベンシェトリットのアイデアの源
ドロール ・ ベンシェトリット(Dror Benshetrit)の話を聞く機会があった。
テルアビブ生まれでオランダのDesign Academyを卒業、2002年にニューヨークでスタジオを起こし多くのデザイン賞を獲得している。
彼のデザインプロセスは、数多くのトライ&エラーだという。修行僧のような風貌からもそれが伺えるが、日々の暮らしがアイデアの源泉であるという言葉には
妙に説得力がある。(自分もそのつもりで生活しているのだが‥‥。)イスラエル、ヨーロッパ、アメリカと環境を変えてきたことがそうさせているのかもしれ
ない。
彼のデザイン・エージェンシーとして、スタルクの仕事にも関わっているCulture &
Commerce社が活動している。才能をビジネスに結び付けるには、このようなプロデュース力に懸かっているのは言うまでもない。
Studio Dror
http://www.studiodror.com/
Culture and Commerce
http://www.culturecommerce.com/
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(2008/04/11(金) 05:51)
できる人のエキスポ
先日、アビリティズ・エキスポ(Abilities Expo)へ行ってきた。
身体の不自由な人のための福祉機器展であるが、そのような人々の生活が改善され、独立の助けになることから Abilitiesという言葉を使っている。
展示の多くが車椅子関係で、こんなに車椅子メーカーがあることに驚かされる。
アメリカに来た当初は、街で車椅子の人を多く見かけ、それに対するスロープや専用スペースなどの施設に感激したものだ。(実際マンハッタンなど、行き届い
ていないところが多々あるが‥‥。)
公民権運動を発端に、ベトナム戦争の傷痍帰還兵への配慮、身障者も含めての平等意識の浸透のより「障害を持つアメリカ人法(ADA:
Americans with Disabilities
Act)」が成立し、身体の不自由な人を取り巻く環境も変わってきたが、その元にあるのは当事者たちの平等であろうとする意識の問題だろう。遠慮しないで
堂々と外に出て権利を主張するアメリカ人だから今があるのだなあと思えてしまう。
膨大な種類の車椅子があるが、カラフルでカッコよく、デザインを意識させるものとそうでないものとの差が大きいように感じられる。その中で目に付いたの
は、立たせる技術‥‥。ジャイロスコープによるバランス技術を使って2輪で立たせたり、エレベーター機構で位置を上下させることで立っている人との視線を
合わせることができ、立位を前提とした作業が可能となる。
使う人にとってはカラダの一部である車椅子、まだまだやることがありそうだ。
Abilities Expo NY Metro
http://www.abilitiesexpo.com/
iBOT 4000
http://www.ibotnow.com/
MobiLife
http://www.biotechmedicalllc.com/mobilife/index.html
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(2008/04/09(水) 03:29)
ロナルド・レーガン・ビルディング
ワシントンDCで、今回たまたま使ったのが、ロナルド・レーガン・ビルディング(The Ronald Reagan Building and
International Trade Center)の地下駐車場。
入るときには全員のIDとトランクの中をチェックされた。ゲートも床がせり上がるタイプで、強行突破できない。でもその気になれば何でも持ち込めるように
思われるけど‥‥。
ホワイトハウスから数ブロックの場所であるが、かつては酒場と売春宿の「plague-spot/疫病流行地」と呼ばれたエリアで、政府が買収してからも
長い間手付かずであったが、やっと再開発されたということだ。
ワシントンDCでは初めての政府と民間機関共用ビルで国際貿易関係機関が入居し、国際会議や見本市会場としても使われている。そしてその大きさはペンタゴ
ンに次ぐものだという。
正面ファサードの左右にスカイライト用の細長いガラスの四面体があるが、それを見てペイさんっぽいなあと思ったらやはり、Pei Cobb Freed
& Partnersの仕事であった。
1998年の完成だからそれほど新しいビルではないが、石造りのクラシックな外観とガラスと金属でできたモダン・デザインのアトリウムの対比が面白い。こ
のあたりが彼らのウマイところか。
Official Web Site
http://www.itcdc.com/
Ronald Reagan Building (Wikipedia)
http://en.wikipedia.org/wiki/Ronald_Reagan_Building
Pei Cobb Freed & Partnersのページ
http://www.pcfandp.com/a/p/8842/s.html
グーグルマップではココ。
http://tinyurl.com/5jye4l
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(2008/04/08(火) 04:11)
ワシントンで花見宴会可?
ワシントンDCの桜が満開になった先月末、恒例の花見に行ってきた。
桜の名所である、タイダル・ベイズン(Tidal
Basin)の周囲は、満開の割には低い気温のせいかいつもよりは人は少ないようだった。今年からその北側の駐車場は、桜祭り期間中は車進入禁止となり、
代わりに南側のEast Potomac
Parkに臨時駐車場が作られ、ジェファーソン・メモリアルとの間を無料シャトルで結ぶというシステムに変更された。そのため、一日中渋滞していた道路も
スムーズに流れている。
車進入禁止となった、タイダル・ベイズン北側の駐車場には、フード・ベンダーのブースと多くのピクニック・ベンチが並べられている。今までは、ボート乗り
場前にある売店しかなく長蛇の列となっていたが、今年はそんなこともないようだ。
そして何とビールを販売している!アメリカでは普通、公共の場での飲酒は禁止されているが、テントのある一部分だけはオーケーとなっている。花冷えのその
日はあまり飲んでいる人もいなかったが画期的なことであると同時に驚いた。
桜の下にビニールシートを敷いてピクニッック、という光景は今までも見られたが、ビールも飲めず(実は隠しながらワインを飲んでいることはよくあった。)実際食事をするところがなかった。そんな訳でこれからは気楽にそれを楽しむことができる。。
酔っ払いと下手くそなカラオケが蔓延している日本の花見は嫌いでアメリカのそれは実に気持ちがいい。しかしやはりちょっと一杯ぐらいはやたりたいもの‥‥。そ
ういう気分は万国共通であることは確かである。
ビールを買うにはIDが必要で、ひとり2杯までなので、酔っ払うこともないのだろうが、多くが車で来ていて飲酒運転についてもかつての様に寛容でないこと
を考えると疑問ではある。公共交通機関やバスツアーで来ている人には嬉しいが、「自己責任」が課せられるドライバーにとっては逆に辛いかもしれない。
National Mall & Memorial Parks, Cherry Blossom Bloom
http://www.nps.gov/nama/planyourvisit/cherry-blossom-bloom.htm
Cherry Blossom Festival
http://www.nationalcherryblossomfestival.org
グーグルマップではこの辺り。
http://tinyurl.com/58jplz
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(2008/04/07(月) 08:34)
次世代低燃費車賞金レース X PRIZE
オートショーのメーン・ロビーにエックス・プライズ財団のブースがあり、低燃費車コンテスト"X PRIZE"を紹介している。
最初の民間による有人弾道宇宙飛行を競う「アンサリ・エックス・プライズ(Ansari X
Prize)」など、いくつかの先進的技術を競う賞金レースを運営しているエックス・プライズ財団が、自動車保険のProgressive社からの資金提
供を受けて"Progressive Automotive X PRIZE"を開催している。
コストや安全性、低公害性を考慮しながら、燃費を100マイル/ガロン(42キロメートル/リッター)以上の「実用的な」車を設計したチームに1000万
ドルの賞金を出すというコンペである。
参加チームを見てみると、ハイブリッド車や電気自動車が多いが、他に空気エンジンなど新しい試みも行われている。まだまだ「絵」やモックの段階が多く、ど
れだけが実際参加できるかは判らない。しかしデザインのアプローチも様々で、サイトを見ていて飽きない。
低燃費技術の実用化では日本のメーカーがリードしてきたが、これからの自動車産業の構造を変えてしまうかもしれない大きなブレイク・スルーは意外とこんな
ところから出てくるのかもしれない。
Progressive Automotive X PRIZE
http://www.progressiveautoxprize.org/
The X PRIZE Foundation
http://www.xprize.org/
Progressive Insurance Company
http://www.progressive.com/
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(2008/04/04(金) 05:09)
アメリカでスマートは売れるか?
ヨーロッパや日本で発売されてから10年、アメリカでスマートが正式に登場した。写真は近くのディーラーにあるスマート。
今までも雑誌やイベントで取り上げられ、若干の並行輸入されたものが走っていたが、今年から正式に輸入販売されることになった。発売されるのは、フォー
ツー(smart fortwo) のクーペとカブリオレで、安全基準適合のために全長を約15cm伸ばしている。
最近のアメリカ市場でのコンパクトカーの躍進を考えると、都会を中心にスマートのコンセプトを理解する人が多く存在すると思えるが、小型=安全性に問題と
考えるアメリカ人も多くいるのもまた事実である。メルセデス・ベンツのディーラーが扱っている信頼感が、どこまでアピールできるかというところか。
創業以来、一度も利益を生んでいないスマート事業、アメリカでそれが挽回できるとも思えないが、今後の運命を占うアメリカ進出と言えるだろう。
smart USA
http://www.smartusa.com/
Penske Automotive Group(smart USA Distributor LLC の親会社)
http://www.penskeautomotive.com/
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(2008/04/03(木) 09:23)
フォード・トランジット・コネクト in USA
フォードのブースには、数台のフォード・トランジット・コネクト(Ford Transit
Connect)のコンセプト・モデルが並んでいる。コンセプトと言っても、フォード・ヨーロッパによる既存車をタクシーや楽器店向けに改造したものであ
る。
ヨーロッパでは2002年から販売されて好評であるが、アメリカではこのような小型多目的バンがなく、2009年に市場投入される予定である。
デザインそのものは極めてオーソドックスで、それがヨーロッパっぽいと言えばそうとも感じられる。タクシー・コンセプトでは、後席用に取り付けられたイン
フォメーション&ナビゲーションシステムで新しい支払い方や情報端末を提案している。
しかしこの程度のモノを大々的に展示しなければならない程、フォードは他にアピールするものがないのはちょっと悲しい。
ラス・ベガスのように、タクシーのほとんどがミニバンの都市は旅行者にとって便利ではある。そしてタクシーのカタチはその都市の風景を形作っている。ニュー
ヨークでは多くがクラウン・ビクトリアなどの大型セダンなので、それが街に溶け込んでいるのだ。しかし、ニューヨークの街がミニバンだらけになるのはイ
メージが変わってしまうなあ‥‥。
Ford Transit Connect
http://www.fordvehicles.com/transitconnect/
Auto Observerの記事
http://www.autoobserver.com/2008/02/transit-connect.html
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(2008/04/02(水) 09:34)
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