9月からターゲットで、新しいE-メール専用デバイス"Peek"が販売されている。
最初、100ドルだった価格も今は80ドルになっている。5つまでのアカウントが設定可能なE-メールに特化したシステムで、GSMのネットワークを利用したサービス料金の月20ドルをどう見るかが鍵と言える。
ブラックベリーなどのスマートフォンが浸透する中、それを複雑と感じる層もいる訳で、機能を単純化することにより新しいマーケットを生み出そうということだ。そういう意味では、時を同じくして登場したキングジムの「ポメラ」にも通じるものがあるようだ。
複合化と単純化、その繰り返しはいつまでも続いていく。
Peek
http://www.getpeek.com/
ターゲットのサイト内
http://www.target.com/Peek-Mobile-E-Mail-Device-PK-KIT-001/dp/B001FC0BWE/
キングジム「ポメラ」
http://www.kingjim.co.jp/pomera/
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10月1日から、イケアでは使い捨てレジ袋がなくなっている。
昨年の3月、それまで無料だったプラスチックレジ袋に5セント課金し、99セントだった再利用可能なバッグを59セントに引き下げた。1年で7000 万枚使われていた使い捨てプラスチックレジ袋を半減させる計画で、その結果はよく判らないが次の段階へ進んだということらしい。
ただ、店内のポスターには、"NO MORE FREE BAGS." とあるので、店によっては無料のところがあったのかもしれないが、いずれにしろこれからは袋が必要なときは59セント払って買うしかない。
かつての使い捨てレジ袋、結構厚くて実際はいろいろ使えたが、その後かなり薄くなってしまった。それでも便利だったのでいつも余計にもらってきたものだがもうそれもできなくなった。
ホールフーズ・マーケットなど、プラスチックの使い捨てレジ袋を廃止したところはいくつかあるが、紙製のレジ袋は残ってそれに置き換わっただけとも言える。スーパーマーケットと比べるとイケアの場合は小物が少なく、袋の必要性は格段に低いため可能なのだろう。しかしはっきり無料の袋はないと宣言したことは画期的な出来事と言える。
Ikea bags disposable bags (Furniture Todayの記事 2008/10/01)
http://www.furnituretoday.com/article/48516-Ikea_bags_disposable_bags.php
イケアのプレス・リリース (2008/04/02)
http://www.ikea.com/ms/en_US/about_ikea/press_room/press_release/national/blue_bag_thank_you.html
IKEA US to 'Bag the Plastic Bag' (TreeHugger.com の記事 2007/02/20)
http://www.treehugger.com/files/2007/02/ikea_us_to_bag.php
Corporate Social Responsibility News (CSRwire の記事 2007/02/20)
http://www.csrwire.com/PressRelease.php?id=7566
過去記事:プラスチック・レジ袋をやめて1ヶ月(2008/05/28)
http://designusa.blog70.fc2.com/blog-entry-357.html
過去記事:ホールフーズ・マーケットがプラスチック・レジ袋を廃止(2008/01/24)
http://designusa.blog70.fc2.com/blog-entry-305.html
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ブロードウェイ・ミュージカルのディスカウント当日券を販売するタイムズ・スクエアのTKTSのブースが、新装オープンした。
けっして大きくない平屋の建物であるが、劇場をモティーフとして屋上が階段状になっており、上に登って景色を楽しむことができる。夜はLEDにより赤くライトアップされタイムズ・スクエアの新たなアイコンとなっている。
地下450フィート(137メートル)からの地熱を利用したシステムでエネルギーを賄うというアイデアを実現しており、冬場は屋上の融雪などにも使われる。そしてそのシステムはガラス張りの側面から見ることができる。しかしその説明もないので、人々にはあまり関心を持たれていないようだ。
デザインは、パーキンス・イーストマン(Perkins Eastman)。この程度の建物に2年以上もかかるのも不思議だが、その画期的な(?)地熱システムのためということか?
TKTS
http://www.tkts.com/
Perkins Eastman、TKTSのブースのページ
http://tinyurl.com/5r84av
World Architecture News.com
http://tinyurl.com/6bh4cr
建設風景、他の写真(Wired New York - Forum)
http://wirednewyork.com/forum/showthread.php?t=3690&page=29
http://wirednewyork.com/forum/showthread.php?p=258494
NY1のニュース
http://tinyurl.com/5w56tx
New York Ties の記事(インラクティブ構造図有り)
http://www.nytimes.com/2008/10/17/nyregion/17tkts.html
グーグルマップではココ。
http://tinyurl.com/5vgefs
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Package Design Magazine を出版している ST Media Group International Inc. からパッケージデザイン用のサンプルがドカンと送られてきた。
自分自身では、直接パッケージデザインにはほとんど関わっていないが、講読無料なので取っている。発行部数は定かでないが、これだけの大物を配るにはかなりのコストが掛かっていると思われる。しかし、その道のプロに直接アピールすることができるので十分元が取れるのだろう。
中身は、パッケージに使われる紙やフォイルなどの素材・表面処理、プラスチックボトル、印刷などのサンプル。またデジタルデータもCDではなく、フラッシュメモリーに入っている。(これなら空きスペースが使えるので、見ようという気になる。)質感のデジタル化はまだうまくいってないこともあるが、情報をネット経由が当たり前の時代だからこそ「現物」にインパクトがあるということだ。
Package Design Magazine
http://www.packagedesignmag.com/
ST Media Group International Inc.
http://www.stmediagroup.com/
ARES Printing & Packaging
http://www.aresny.com/
Brushfoil
http://www.brushfoil.com/
Decorated Paper
http://www.decoratedpaper.com/
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この夏、マンハッタン内の自転車専用道路が拡大した。
4月に提案されたサスティナブル・ストリート(Sustainable Streets =持続可能な道路)の交通計画に沿ったもので、その目玉としてブロードウェイにも自転車道路が整備されている。
特にヘラルド・スクエアからタイムズ・スクエアにかけての、34丁目と42丁目の間は自動車用車線を減らし、道路の半分を分離帯と自転車道に、その分離帯にはベンチや花壇を置いて歩行者が楽に歩けるようになっている。
ただしばらく見ていてもここを通る自転車は、人力タクシー以外は全くなく人々が悠然と歩いている。実際この区間以外は自転車用の車線が引かれているだけだし、タイムズ・スクエアの人の波を自転車で走ろうという気は起きないだろう。
自転車通勤者数を2倍にすることを目指しているので、まずはとにかく自動車を締め出して、自転車のスペースを確保しようという試みである。アメリカでは通勤費は自分持ちなので、これから寒くなって自転車に乗るのが厳しくなるが、この金融危機の中、交通費削減の意味での自転車利用が増えるかもしれない。
NYC Bike Maps
http://www.nycbikemaps.com/
過去記事:道路は続くか、いつまでも‥‥ (2008/04/30)
http://designusa.blog70.fc2.com/blog-entry-349.html
過去記事:ニューヨークの自転車専用道路 (2008/02/08)
http://designusa.blog70.fc2.com/blog-entry-312.html
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今年のターゲットは、NHKの「どーもくん」がキャラクターとしてハロウィーン商戦をアピールしている。
去年までは、どんなキャラクターだったのか、キャラクター自体あったのかどうかも記憶にない‥‥。で、調べてみるとチルドレン・ブックで人気の "Edgar and Ellen" がそうであった。こんなんじゃ覚えてないはずだ。
「どーもくん」がなぜ採用されたか判らないが、確かに彼のフランケンシュタンにも通じる「コワカワいい」雰囲気がハロウィーンっぽい感じがしてインパクト
がある。元々アメリカでも人気の高いキャラクターなので、受けると踏んだのだろう。そして店内には「どーもくん」グッズがいっぱいである。
ニューヨークで開かれたライセンスショーでも、「どーもくん」を始めとするNHKのキャラクターの売り込みが盛んだったが、その甲斐あってこんなところで出稼ぎすることになったようだ。
Target Halloween Costumes
http://www.target.com/b/ref=sc_iw_l_1/602-5034031-3604655?node=15676801
Domo Hired as Halloween Mascot for Target Stores (Anime News Network)
http://tinyurl.com/6ltd8k
どーももーど
http://www.domomode.com/
Domenation = Official U.S. Domo website
http://www.domonation.com/
Big Tent Entertainment(アメリカでの「どーもくん」のライセンス管理会社)
http://www.bigtent.tv/
Edgar and Ellen
http://www.edgarandellen.com/
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MoMAで夏の間、住宅デザインについての展示が行われてきた。
この「ホーム・デリバリー(Home Delivery)」は、ホームにデリバリーするのではなく、ホームをデリバリーする‥‥、つまり他で作って現場で組み立てる「プレハブ住宅」について過去・現在・未来を語る展示会である。
6階の展示室では、過去から現在までのプハブ住宅を模型や現物・ビデオなどで説明し、屋外では未来に向けての新しい提案住宅が実際に建てられて体感することができる。当然、黒川紀章の「中銀カプセルタワービル」も模型とビデオで詳しく紹介されている。
住宅の工業化はモノの大量生産と同様に始まって、ある時期にはモダン建築のシンボルでもあった。1960年代の金属パネルを多用したユニットを組み合わせた住宅はまさに懐かしい「昔の未来」そのものである。現在では住宅に限らずあらゆる建築でかなりの部分が工場で生産されているプレハブだが、イメージとしての「ユニット感」はなくなっている。
そういう中で現在日本で普及して、「ユニット化」が顕著に表れているユニットバスやカプセルホテルが紹介されていないのは残念ではある。
屋外に展示されたコンセプト住宅は、建てる側のメリット、面白さ、サスティナビリティーという点を前面に出したものだろうが、肝心の「住む」ということがあまり考えられていないようだ。住んでみたいとは思えないものばかりで、この辺りの完成度には疑問が残ってしまう。でもプレハブらしくないプレハブでは、ここに並ぶ意味がないかもしれないが。
MoMA "Home Delivery"
http://moma.org/exhibitions/exhibitions.php?id=5476
Online exhibition and project journal
http://www.momahomedelivery.org/
プレハブ建築協会
http://www.purekyo.or.jp/
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遅ればせながら、この夏に出現したニューヨークの滝プロジェクトへ終了間際に行ってきた。
オラファー・エリアソン(Olafur
Eliasson)によるインスタレーション・アートで6月末から10月中旬まで、イースト・リバーとガバナーズ・アイランドにかけての4箇所に設置され
ている。ただ。この辺りは海水が混ざっているので塩分を含んだ水が風に流されて付近の住宅や緑地に被害が出たとかで、稼働時間は途中から短縮されてしまっ
た。
高さは、90〜120フィート (27〜37メートル)とかなり巨大だが、対岸からはその大きさはよく判らず、船に乗らないと近づけない。これもツアー船のために策略か?しかし、暑い頃は涼しげでよかったのではと思われる。
"Public Art Fund"のサポートを受けて、1,500万ドルかかているプロジェクトだが、経済効果は5,500万ドルあるとかで、金融危機の前だからしっかり元は取ったのだろう。
このような企画がペイするところがニューヨークらしいところではある。さて次は何か?
The New York City Waterfalls 公式サイト
http://www.nycwaterfalls.org/
nyfalls.com の中のページ
http://www.nyfalls.com/nycwaterfalls.html
New York City Waterfalls (Wikipedia)
http://en.wikipedia.org/wiki/New_York_City_Waterfalls
Olafur Eliasson のサイト
http://www.olafureliasson.net/
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マンハッタン 23丁目の東端、イースト・リバー沿い、Stuyvesant Cove Park に隣接して「ソーラー・ワン(Solar One)」が建っている。
単なる小屋に見えるが、ニューヨーク市で唯一の太陽光によるエネルギー自立建造物で、屋根は全面ソーラー・パネルでできている。
ここは、エネルギーや環境についての学習をするためのNPOが運営しており、それについてのレクチャーやイベントが行われている。この日は風力を使ったアートが展示されていたが、残念ながらほとんど無風で作品の本領を発揮することができないようであった。
この建物を発展させ、将来のニューヨークのビルのモデルと成るべき2階建て「ソーラー・ツー(Solar Two)」が計画されている。2009年にオープンの予定だが、果たして‥‥。
Solar One
http://solar1.org/
Stuyvesant Cove Park のサイト
http://www.stuyvesantcove.org/
グーグルマップではココ。
http://tinyurl.com/46nvaf
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ニューヨークのコロンバス・サークルに新装なった Museum of Arts and Design: MAD を訪れた。 以前の
American Craft Museum
の時代は、「アメリカ工芸美術館」と訳されていたが、今の名前は日本語にするのが難しい。「意匠美術館」とでも呼ぶか‥‥。
53丁目にあったときに比べると展示スペースが3倍になり、大きな企画展や常設展示の空間もしっかり取れるようになった。アーティストやデザイナーが常駐
しており、制作現場を見たり、実際に自分で創ることができるようになっている。そういう意味で、MoMAとは違うアプローチを試みて差別化を図っている。
新美術館は、Allied Works Architecture によるデザインで、外装に現れている採光用(?)窓は、擦りガラスとなってそのまま内部の床と天井に続いてる。そして下階から上階の靴の裏が見えるという「アート」になっているところが面白い。しかし、ニューミュージアムもそうだったが、階段をもっとうまくデザインできないのかと思ってしまう。
このビルは、Edward Durell Stone によるニューヨーク・ランドマークのひとつで、通称「ロリポップ・ビル (Lollipop
Building)」と呼ばれていたものを改装したものである。ベネチアをモチーフとしてサークルにマッチした曲線の前面を持ち、もともと美術館を目的と
していたので、窓は上層部の装飾されたものがあるだけという特徴的なビルであった。保存運動も起こり、世界記念物基金(World Monuments
Fund:
WMF)により2006年の「最も危機に瀕した建造物リスト」のひとつになっていたが、今はその面影は全くなく、かすかに1階の柱にその形跡を残すだけで
ある。
このあたり、改装決定までの経緯に問題があるようだが、それでできたのが「デザイン」をメインとする美術館とは皮肉なものだ。
The Museum of Arts and Design
http://www.madmuseum.org/
新しいビルについて
http://madmuseum.org/Home/NEWBUILDING/TwoColumbusCircle.aspx
2 Columbus Circle (Wikipedia)
http://en.wikipedia.org/wiki/2_Columbus_Circle
Allied Works Architecture
http://www.alliedworks.com
World Monuments Fund
http://www.worldmonumentswatch.org/
グーグルマップではココ。まだ以前のビルのまま。
http://tinyurl.com/3mnp2q
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