
ニューヨークのピア94で開催された、フィリップスデザインによるThe Simplicity Eventへ行ってきた。
去年パリでやったものと同じイベントで、埠頭全体を贅沢に使った興味深いプレゼンテーションで、 "sence and simplicity" をブランドの位置づけとしてきたフィリップスデザインが次の "simplicity" を提案している。
trust, care, glow, play, share の5つカテゴリーに分け、それぞれ医療分野、自然の持続性、デジタルライティング、ホームエンターテイメント、直感的コミュニケーションをテーマにデジタ ル技術と新しいインターフェースが具現化されている。これらのコンセプトデザインはモックアップではなく、3〜5年先の製品化を考えたワーキングサンプル である。
従来のインダストリアルデザインの枠を超えた「感覚」を重視したインターフェースは、慣れが必要だが今までとは全く違う操作感を与えてくれ、「カタチのデ ザイン」から「関係のデザイン」の時代を実感することができた。そして、この繊細とも言えるインターフェースはいかにもヨーロッパ的で、アメリカの感覚と はちょっと違うのではないかとも思われた。
フィリップスデザインの CEO、Stefano Marzano 氏と話したのだが、この「感覚」をどう定量化して評価するかが今後の課題だと言う。彼自身もイタリア人だが、聞くところでは44ヶ国のデザ イナーがいるという。そういう中からこのような感性が培われてくるのではと考えさせられた。
お土産にもらった、厚さ3センチの本、これからじっくり読んでみるとしよう。
フィリップスデザイン
http://www.design.philips.com/
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