
五番街にあるクーパー・ヒューイット美術館の庭では、"Design for the Other 90%" という展示が行われている。
現在の社会では、従来からの「衣・食・住」に加えて、「医・職・教」が必要である。そしてそれらをちゃんと享受できているのは世界の10%に過ぎないと いう。
今まで多くのデザイナーは、その裕福な10%の消費者しか見てこなかった。この展示では、残された90%の人のためのデザインの必要性とその実践を SHELTER, HEALTH, WATER, EDUCATION, ENERGY, TRANSPORT というカテゴリーに分け、それぞれまたはいくつかを関連付けた実践例を紹介している。
ソーラークッカーや簡易浄水器から100ドルパソコンまで多種に渡るデザインが並んでいるが、展示はモノと簡単な説明だけで、固定されているものも多い。 どのように使って、どう活用されるのかがイメージできないものもあった。ウェブサイトを見た方が個々については理解できるように思う。
厳しい条件の中でモノをカタチにするという、デザイナーの基本的能力はこの分野でも十分発揮できる訳だが、これがビジネスとして成り立つシステムをデザイ ンしていく必要があるだろう。
裕福な10%の中のさらに0.数%であるミリオネアしか住めないようなアッパーイーストサイドの高級住宅街で、このような展示がされるところはいかにもアメリカ 的と言えるかもしれない。
"Design for the Other 90%"
http://other.cooperhewitt.org/
Cooper-Hewitt National Design Museum
http://cooperhewitt.org/
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